広報みの 2013年6月1日 841号 page 3/20

広報みの 2013年6月1日 841号

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広報みの 2013年6月1日 841号

よる伝統的抄紙法」等となっています。べしを使う」、「天日乾燥」、「竹簀に「槌をつかった手打ちによる叩解」、「ねらし)による他は薬品漂白をしない」、ぞ)を使用」、「川晒(かわざ本美濃紙の条件は「純楮(こう力しています。定を受け、伝統技術の保存伝承に努存会が重要無形文化財として国の指い、その生産者の団体、本美濃紙保方法で漉かれた紙を本美濃紙とい人に愛好されています。この伝統的那須楮本美濃紙の原料は、最高級の茨城県の那須楮のみ。の質のよさと味わいの深さで多くの具と用法で漉かれた紙は、そしかし現在も明治以前からの用の不振におちいってしまいました。す。漉の紙にも押されて手漉和紙は極度子や照明器具として使われていまの需要が激減し、さらに機械都の迎賓館の回廊、藤の間などの障戦後は国民生活が急変して和紙は、美濃和紙全製品の1割ほど。京ており、本美濃紙と認められるものられました。は8人の職人が会員として認められられ、用具や製法に多くの変革がみの和紙を本美濃紙といいます。現在増するのにともない製紙改良が企て技法を守る会員が漉く高品位紙でした。明治以降、紙の需要が急美濃和紙の中でも、本美濃紙のしたが、中でも代表的なものは障子と半紙、障子紙、小菊紙が漉かれまく伝えたいものです。世以降のことです。江戸時代になる優秀な紙を作り出す技術を後世に永いて製紙が特に盛んになったのは中りの持つ素朴さと誠実さ、そうした谷(現下牧・上牧地区)にお味わいを兼ね備えた点、手作美濃紙の歴史は古いですが、牧美濃紙が持つ柔らかさ、強さ、世界に誇る本美濃紙の技術・・・ユネスコ、国際交流4月15号の表紙で紹介したとおり、本美濃紙、石州半紙(島根県浜田市)、細川紙(埼玉県比企郡小川町、秩父郡東秩父村)の紙漉きの技術を「和紙:日本の手漉和紙技術」として、ユネスコ無形文化遺産へ登録提案されることが平成25年3月に発表されました。平成26年にユネスコ補助機関、政府間委員会において審査が行われる予定です。また、美濃和紙を世界に広めようと、5月にはイタリア・アマルフィ市と文化交流協定を結びました。イタリア・アマルフィ市と文化交流協定1300年の伝統と技術を継承する国の重要無形文化財「本美濃紙保存会」は、現在で8名の会員、10名の研修生により後継者育成・技術の継承をおこなっています。さらに世界へ、本美濃紙を含めた手漉き和紙文化の情報発信を進めていく必要があります。本美濃紙を含めた手漉き和紙文化の情報発信を世界へ進めていくために、ヨーロッパ紙文化発祥の地イタリア・アマルフィ市との文化交流をすすめていきます。ヨーロッパを代表する手漉き紙「アマルフィ紙」と美濃和紙との文化遺産交流により、美濃市とアマルフィ市の今後のまちづくりの方向を展望する大きな契機となることが期待できます。また、美濃和紙の紹介や販路開拓もすすめていきます。アマルフィ市世界文化遺産として登録されているアマルフィ海岸は、イタリア・ソレント半島南岸に位置し、30kmにおよぶ海岸線は断崖となっており、その斜面張り付くように多くの町が広がっている。その中で中心のまちが人口約5千人のアマルフィ市である。地中海貿易で繁栄した海洋国家で、今も市議会場には海事通商法の古典とされるアマルフィ憲章が置かれている。このアマルフィ憲章は手漉き紙に書かれており「アマルフィ紙」と呼ばれる。3広報みの2013.6.1