泉町 卯建連棟家屋の写真
市指定 | |
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種別 | 建造物 |
名称 | ウダツレントウカオク |
時代・員数 | 江戸時代 |
指定年月日 | 平成4年1月10日 |
現在の町並みの中で一番古い形態を残しているのが泉町のうだつ連棟である。江戸時代の平地上にある町並みは、町屋の高さが規制されるため屋根の高さがそろい、延焼を防ぐのが困難であった。そのため切妻平入りの町屋の両端の妻を一段高くして延焼を防いだ。これをうだつといった。うだつは隣家の敷地に半分かかるため、一軒おきにつくるのが原則であった。
この古い町並みが現在もよく保存されているのが泉町のうだつ連棟家屋(五軒五棟)で、四間道を隔てた旧今井家とともに貴重な十八世紀の町並みとして大切に保存していきたいものである。