下水道使用料の算出方法の説明

下水道は維持管理が大切です

それぞれの家の排水設備工事が完成すると、家庭や事務所から流される汚水は下水管を通って浄化センターに集められ、ここできれいな水にしてから川に流されます。
もし下水道施設が、その機能を100%発揮させないと、下水管の汚水がうまく流れなかったり、浄化センターから川に放流する水がきたないままだったりします。
このため、これらの施設は、常に点検、清掃などの維持管理が必要となります。
そこで、この維持管理費用の一部を、下水道を使用される方に負担していただきます。

公共下水料金

使った水の量で使用料を計算

下水道使用料は、汚水の量に応じて負担していただきます。しかし、汚水の量を直接はかることはできませんので、水道の使用水量を汚水の量として計算します。

水道以外の水の使用量

水道以外(井戸など)の水を台所や洗濯などに使用されている場合は、下の表により認定した量を汚水量として、下水道使用料を計算します。
たとえば、5人世帯の普通の家庭であれば、基本量の20立方メートルに、2人分の超過量14立方メートルを加えた34立方メートルを1か月の汚水量として、下水道使用料を計算します。
水道以外の水を使用していても、庭にまいたり、池に流すだけなどであれば、下水道には関係ありませんので、水道以外の水を使用しているとはみなしません。
水道水と水道以外の水の両方をお使いの場合、水道の使用量が認定した量より少なければ、下表で認定された量を汚水の量とします。これは、通常の生活をしていく上で出るはずの汚水量を認定量としているためです。
逆に水道使用量のほうが多ければ、それだけ余分に汚水を出していることになりますので、水道使用量を汚水の量とみなします。

水道水以外の水を使用した場合の汚水量の認定基準(1か月当り・抜粋)
区分基本量超過量
一般家事用人員3人まで20立方メートル1人増すごとに7立方メートル
官公署・事務所等人員10人まで40立方メートル5人またはその端数ごとに20立方メートル
学校等定員50人まで90立方メートル50人またはその端数ごとに90立方メートル
旅館・料理店等従業員5人まで160立方メートル1人増すごとに32立方メートル
喫茶店・飲食店等従業員5人まで60立方メートル1人増すごとに12立方メートル

リンク

カテゴリー

閲覧履歴