普段は目にすることのない下水道
でも、見えないところで私たちの快適な生活を支えています


下水道の重要な役割は、大きく分けて三つあります。

一つ目は、汚水を処理して快適で衛生的な生活が営めるようにすることです。
私たちが毎日の中で使った水や、し尿を「汚水」といいます。汚水は、下水道管を流れ、下水処理場に集められて浄化され、きれいな水となって川などに流されます。汚れた水が溜まらず、ハエや蚊といった害虫や悪臭の発生が防げ自分たちの住む地域はもちろんのこと、町全体が清潔に保たれます。

二つ目は、トイレが水洗化になることで、家の中でいやな臭いがなくなり快適な生活がおくれます。また、台所やお風呂などから出る雑排水も下水道に流せて清潔になります

三つ目に、「汚水」を浄化して戻すことにより川、湖、海などをきれいにし、公共水域の水質を保全することで生態系を守り、水環境をよみがえらせる役目を果たします。下水道が整備されることで本来の生態系が復活します。

下水道が利用できるようになると、汲み取りトイレは3年以内に、単独浄化槽は速やかに接続することとなっております。
したがって、下水道が整備された地域の皆さんは、出来るだけ早い時期に下水道につなぎましょう。

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