美濃市大矢田のかえで保育園の年長児と年中児36人が17日、「ひんここの舞」を保護者の前で元気いっぱい演じました。
「ひんここの舞」は、地元の大矢田神社の祭礼で国選択無形民俗文化財にも指定されている「ひんここ祭」の一部で、須佐之男命(スサノオノミコト)が農民を苦しめる大蛇を退治する物語を、等身大の人形を用いて演じるものです。
同園では、地元の伝統や文化を身近に感じてもらおうと、毎年園児たちが「ひんここの舞」を実際に演じる場を設けています。
この日は、年長児が人形の操作を、年中児が掛け声を担当。年長児は、園児が扱えるよう小ぶりに作られたとはいえ、1メートルほどの大きさがある人形を、「ヒンココ チャイココ チャイチャイホーイ」という独特の掛け声に合わせて揺り動かし、本物さながらに熱演しました。
園児たちは、「練習は大変だったけど、楽しかった。大蛇と戦うところが難しかった。」と話していました。

ひんここの舞1

ひんここの舞2

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