白山信仰とのつながりが深い洲原神社で、斎主が身を清め白山大神(しらやまのおおかみ)をお迎えする祭礼「垢離取祭(こりとりまつり)」が行われました。
洲原神社では、白山が雪に閉ざされ、総本宮への参拝ができない冬の時期に、白山大神を迎える「神迎え神事」が行われます。これにより、春に行う「神送り神事」までは洲原神社に白山大神が鎮座しているため、総本宮での参拝と同じ御利益が得られるとされています。
今回、斎主を務めた神職は、神社の前にある長良川で祝詞(のりと)を唱えた後、川に入り、水面、水中、水底と、3回体を沈めて身を清める垢離の行を、朝6時から2時間ごとに7回実施。最後の垢離取が終わると、神迎えの神事が行われ、白山大神を迎え入れました。
特別御祈祷を受けた参拝者は「すばらしい御利益をいただけた。また来年も参拝したい。」と話していました。

垢離取祭1

垢離取祭2

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