新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続中止が続いていた観光客向けの「ひんここ祭り」が美濃市大矢田神社の祭り場で3年ぶりに開催され、訪れた人たちは500年ほど前から伝わるといわれる素朴な人形劇「ひんここの舞」を楽しみました。
ひんここの舞は、10月の大矢田神社例大祭で行われた奉納神事の一つで、「大矢田ひんここ保存会」は観光客に拡声器で説明を交えながらひんここの舞を披露しました。
絶好の秋晴れで迎えたこの日、同保存会のメンバー25人が笛や太鼓に合わせて、「ホーイ」と独特の掛け声を上げ、高さ2メートルほどの農民の人形や、長さ約7メートルの大蛇の人形を操りました。
農民を次々と飲みこんでいった大蛇を須佐之男命が倒す場面が演じられると、麓からはその伝統芸に拍手が贈られました。

ひんここ祭り1

ひんここ祭り2

ひんここ祭り3

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