生涯学習マスタープランとは
美濃市第五次総合計画に示されている「将来都市像(将来へのテーマ)」「住みたいまち 訪れたいまち 夢かなうまち」の実現に向けて、生涯学習が果たすべき役割について、さまざまな施策を明らかにしていこうとするものです。このマスタープランの計画期間は、平成25年度から平成34年度までの10年間とします。
基本理念
生涯にわたり一人ひとりが 自ら楽しく学び みんなの夢かなうまち
市民一人ひとりが生涯学習を通じてまちづくりに参画し、それぞれの力が活かされる活力あるまちづくりを目指します。
美濃市が目指す生涯学習のすがたとは
「知」が循環する生涯学習社会の実現
基本理念を実現するために、市民が取り組んだ「1学・1スポーツ・1活動」の成果が社会に活かされ、次の社会貢献や次の新たな行動、学びへと結びついていく「知」の「輪」つくり、それがらせん状になって、さらに大きくなっていく社会を目指します。
これからは、市民の皆さんが主役として、「学ぶ」だけではなく、「知」の担い手として活躍していくことを目指しています。
実践目標 1市民
1学 | 1学を身につけます。自分自身の生き方や価値観に自信を持つこと ができるよう「美濃学」を身につけます。 |
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1スポーツ | 1スポーツを行います。 心身の健康を保つとともに、交流を深め、地域の一体感や活力を作り出します。 |
1活動(アクション) | 1活動を行います。 成果を活かした「新しい公共」が実現する社会の形成を目指します。 |
推進目標
美濃の自然と文化を愛するこころづくり(美濃学の推進)
子どもたちの郷土観を育み、美濃で活躍できる子どもを育成します。大人の「学び」では、郷土の再発見を促し、地域コミュニティの構築と愛するこころを育みます。
心身を鍛えさまざまな活動に参画できる人づくり
健康な「からだ」と健全な「こころ」を育み、積極的に、ボランティア活動・地域の行事・公民館活動などに参加できる人づくりを行います。
学びとふれあいを活かし、関わり合う仲間づくり
人と人、人と地域との関わり合いを大切にした生涯学習を進め、地域や市全体が関わり合う
仲間づくりを促進します。
さまざまな課題の解決を通じた元気で魅力あるまちづくり(コミュニティづくり)市民一人ひとりがまちづくりに参画し、それぞれの力が活かされる活力あるまちづくりを目指します。
「美濃学」とは
市民が、美濃市の自然・歴史・文化・人・事象などを学んで、一人ひとりが自らの郷土観(ふるさとを想う気持ち)を確立でき、地域活性化や地域づくりへの動機づけとなる活動を設定するとともに、そこに学術的な研究を加え質的な高まりを持たせて、よりよい地域を創造していこうとするものです。つまり、ふるさと美濃を再認識し、ふるさとに対する愛着と誇りを培っていくために行う学習や活動と定義します。
美濃学で学ぶこと
- ふるさと学習
- 自然保護、自然との共生
- 伝統文化の継承と活性化
地域力を高めるために
地域において共通な課題を学ぶ機会や地域課題の解決は、世代間のギャップや職業などを越えた新しい人間関係や新たなつながりと交流を生み出します。そして豊かな地域コミュニティを育み、地域の活性化の基盤となります。自らが地域の課題に取り組み地域力を向上するために「美濃学」を活用します。