上条の八幡神社で、毎年6月30日に行われる神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)」がとり行われました。
この日は、同神社の拝殿前に竹の芯に茅の葉を巻きつけた直径2メートルほどの大きな茅の輪が設置され、午後6時から、拝殿で祝詞をあげた神主と氏子総代たちが、この輪を8の字に3回くぐり神事が始まりました。
茅の輪くぐりをするため神社に駆けつけた100人を超える参拝者たちは、氏子総代たちがくぐり終えたのを確かめると、我先にと茅の輪をくぐり、無病息災を願いました。また、くぐり終えた参拝者たちは、戸口にかけると魔除けになると言われている茅の葉を拝殿でもらい家路につきました。
茅の輪くぐりを終えた参拝者は、「今日は30分以上前から並んで待っていました。毎年輪くぐりをしているので、参拝しないと落ち着きません。」と話していました。
同神社の関係者は、「この神事は、医療も発達していない昔、夏の疫病流行を防ぐため皆で願かけしたのが始まりと言われています。」と話していました。
また、この茅の輪くぐりは美濃地区の夏祭りの始まりを告げる行事となっており、以後各町内で夏祭りが順次行われ、最後の港町住吉神社川祭りまで続きます。