三具足(鹿苑寺)
市指定 | |
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種別 | 工芸 |
名称 | ミツグソク |
時代・員数 | 江戸 |
指定年月日 | 昭和45年5月6日 |
三具足というのは仏前を飾る燭台(しょくだい)、香炉(こうろ)、花瓶(けびょう)の3つをいう。
燭台は高さ48センチメートル、麒麟(きりん)が燭をいただく形、
花瓶は高さ38センチメートル、力強い竜の丸彫りを巻きつけ、香炉は高さ19センチメートルで形が美しい。
元禄元年に四天王像を新調しているが、三具足もその頃のものであろうか。
廬山大悲院観音堂の什物(じゅうもつ)であったと考えられる。