認知症の方やそのご家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、2つの事業を実施します。
見守りシール事業について
認知症の方が行方不明になった場合の発見や保護、引渡しを早期に行うため、二次元コード(QRコード)が印刷された見守りシールを無料で配布します。
このシールをご本人の衣服や持ち物などに張り付けておき行方不明となった場合に、QRコードを発見者がスマートフォンなどで読み取ることによって、ご家族などに発見場所を知らせることができます。
配布物
衣服にアイロンで貼り付けることができる耐洗シール 30枚
杖などの持ち物に貼り付けることができる蓄光シール 10枚
対象者
市内に住所を有する65歳以上の在宅生活者で、次のいずれかに該当する方
- 認知症等により徘徊行動がある方
- 認知症等により徘徊行動のおそれのある方
- その他、必要と認められる方
費用
費用は無料です。
利用方法
希望者は高齢福祉保険課高齢福祉係までご相談ください。
利用開始の際は、申請書を高齢福祉保険課高齢福祉係へ提出してください。
※申請書につきましては下記の添付ファイルよりダウンロードすることができます。
認知症高齢者等個人賠償責任保険
認知症の高齢者が日常生活における偶然の事故によって、他人に怪我を負わせたり、他人の物を壊したりすることにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に備え、認知症の方を被保険者とする個人賠償責任保険に市が契約者として加入するものです。
補償対象
被保険者(認知症の方)が以下の行為により、損害賠償責任を負った場合など
- 線路に立ち入り、電車等を止めてしまった場合なに、鉄道会社から請求される振替輸送費用
- 他人の財物を壊したことにより負担する費用
など
補償内容
1事故につき最大1億円の補償を受けることができます。
(ただし、国内での事故に限ります。)
保険料
全額公費で負担するため、被保険者の自己負担額はありません。
利用できる方
見守りシール事業利用者