美濃市は「美濃和紙」をふるさと名物として応援することを宣言します!

美濃市には、ユネスコ無形文化遺産に登録された「本美濃紙」に代表される美濃和紙という地域資源があります。これを活用した商品等をブランド化することにより、地域産業の付加価値が高まり、地域経済の好循環化をもたらすことができます。

こうした観点から、市において「美濃和紙の商品群」および「美濃和紙を活かした産業観光」をふるさと名物に特定し、積極的なPR を行うこととしました。

古田行三邸
あかりあーと

ふるさと名物応援宣言とは

「ふるさと名物応援宣言」とは、市町村において、地域を挙げて支援を行う「ふるさと名物」(地域資源を活用した商品・サービス(群))を特定し、積極的な情報発信を行うことを促進するものです。
これにより、「地域ブランド」の育成・強化を図り、地域の売上や雇用の増大、地域経済の好循環につなげます。
また、「ふるさと名物応援宣言」を行うことにより、その関連の地域資源活用事業について補助金や人材育成、情報発信について優先措置が受けられるようになります。

ふるさと

美濃和紙とは

日本最古の紙のひとつが、正倉院に保管されている大宝2年(702年)の美濃国で漉かれた戸籍用紙です。1,300年も昔でありながら、美濃の紙は繊維がむらなく絡み合い、現代のものと同じように柔らかみのある独特の肌ざわりを持っています。
室町時代には、美濃の町で六斎市が開かれ、美濃和紙は近江商人によって全国へ広められました。江戸時代になると、紙の需要が増大するとともに美濃和紙が全国を席巻し、「美濃」が和紙の代名詞になるほどの生産量を誇っていました。
美濃和紙の流通量が増大するにつれ、美濃の町はうだつの上がる商家が立ち並び繁栄を極めました。
平成26年11月には和紙:日本の手漉和紙技術として、本美濃紙がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、美濃和紙の技術は国内外に高く評価されています。
また、手すき和紙の技術を発展させた、機械すき和紙技術は和紙のみならず、絶縁紙、導電紙や不燃紙など、工業的付加価値を持った特殊紙も生産されています。

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