美濃市蕨生の牧谷小学校で、紙すき職人の鈴木竹久さんによる美濃和紙に関する特別授業が行われ、4年生の児童16人が地元の伝統について学びました。
同校では毎年4年生が、総合的な学習の授業の一環として「ふるさとの和紙」について学習しており、コウゾの収穫から紙すきまでを体験しながら学んでいます。
この日、鈴木さんは児童たちに、美濃和紙が1300年の歴史を誇る伝統産業であることや、和紙の原料や製造工程などを説明しました。最後に、東京オリンピック・パラリンピックの表彰状に使われた和紙を見せ、「素晴らしい原料、すき方で作れるのは美濃しかない。この歴史を守ってくれると嬉しい。」と呼びかけました。
鈴木さんの話を聞いた児童たちは、「すごく昔から美濃和紙があることにびっくりした。」と話していました。

美濃和紙学習1

美濃和紙学習2

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