現代切り絵作家二人展 下村優介×仲順れい
会期:令和5年12月21日(木)から令和6年3月11日(月)まで
新しい切り絵表現を追求する現代切り絵作家二人による、「静」や「動」を感じられる展覧会。切り絵の持つ可能性や多様性を感じられる作品をご覧ください。
市内小中学校の児童・生徒が作家とともに制作した作品群も見どころです。
作家 コメント
本展は現代切り絵作家 下村 優介、仲順 れいの二人展です。
下村は動物の躍動感や、旅先での経験の一瞬一瞬を切り抜き生命力を表現し、仲順は女性や動植物を用いて、死生観・精神性など人の内面を表現しています。
新しい切り絵表現を追求する二人の世界観から、切り絵の持つ可能性や多様性を感じていただきますと幸いです。
また、今回は美濃市の小中学生の授業の一環として、切り絵の制作・展示にご協力いただきました。児童・生徒さん達の個性あふれる作品も見所です。
切り絵作家 下村 優介・仲順 れい
下村優介 プロフィール
photo by Akane Kiyohara
大阪府在住
学生時代はラグビー選手として10年間を過ごした後、ラーメン屋勤務を経て2012年より切り絵を始める。
2014年からは海外へ視野を向け、アメリカ・スペイン・フランス・ニュージーランドへ赴き、切り絵教室を開催する活動を続けている。
下村優介は切り絵作品に動きを与えることを意識して制作に取り組んでいる。
対象の微妙な表情からダイナミックな羽ばたきまでを切り絵にして生命観を表現している。
仲順れい プロフィール
photo by Akane Kiyohara
兵庫県在住
2001年大学在学中より切り絵を始める。
卒業後約1年間、英ロンドンにてアート留学。
2016年には富士川・切り絵の森美術館主催の国際切り絵コンクールにて審査委員長特別賞を受賞。
仲順れいの作品は繊細なドローイングを切り絵にし、主に女性・人体・動植物をモチーフとして、自身の女性性、精神性、死生観を表現している。
【終了】創作体験(ワークショップ)「切り絵を体験しよう」
企画展開催期間中、下村優介さん、仲順れいさんを講師に招き、切り絵を体験するワークショップを開催しました。
多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
【日時】令和6年2月17日(土)午後 2 時から
2月18日(日)午前10時から
3月10日(日)午後 2 時から
【所要時間】 2時間程度
【参 加 料】 500円(別途入館料必要)
【指 導】 下村優介、仲順れい(出展者、現代切り絵作家)
【内 容】 企画展出展作家の指導のもと、切り絵作成を体験します
【申込方法】電話(0575-34-8111 美濃和紙の里会館)もしくは受付窓口に直接お申し込み