美濃和紙の製造技術の基礎を1カ月間にわたり学ぶ「美濃・手すき和紙基礎スクール」が2月15日から3月9日まで美濃和紙の里会館で行われています。
 これは、後継者育成を目的に美濃和紙の里会館が開催するもので、コウゾの皮の煮熟からすいた和紙の乾燥作業まで、美濃和紙ができるまでの基礎を学びます。
 今年は県外から4人が参加。この日は美濃和紙の製造過程の1つである「コウゾのちりとり」作業をしていました。和紙の原料となるコウゾについた「ちり」と呼ばれる不純物やゴミなどを流水の中、丹念に手作業で取り除きます。
 参加者は「美濃和紙について基礎から学び、国内外に発信していきたい。」「和紙の本場美濃で1か月間じっくり学びたい。」と意欲を見せていました。

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