美濃市御手洗の真木倉神社で27日、保存修理工事現場の見学会が行われ、地元住民や関係者など50人が参加しました。
「真木倉神社本殿」は、虹梁(こうりょうりょう)に巻き付くように彫られた竜や仙人などをモチーフとした装飾が特徴的で県の重要文化財に指定されています。また、屋根は厚さ数ミリのヒノキの樹皮を屋根一面に敷き詰めて重ね屋根を作る工法の「檜皮葺(ひわだぶき)」が使われており、30年ごとに檜皮の葺き替えを行っています。
市は今回、30年に一度行われるこの機会を利用して、檜皮葺きの修理作業の様子を広く知ってもらおうと見学会を開催。午後から2回に分けて1時間ずつ行いました。
参加者たちは、神社にかけてある足場の上にあがり、葺き替えなど保存修理の現場を間近で見学したほか、現寸模型による檜皮葺きの体験を行いました。

保存修理工事現場見学会1

保存修理工事現場見学会2

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