美濃市常盤町の美濃市健康文化交流センターで27日、全国重要無形文化財保持団体協議会美濃大会の総会が開催され、全国各地の団体関係者や文化庁職員など約140人が参加しました。
同協議会は、日本の伝統的な工芸技術を守り伝えるため、国の重要無形文化財として認定を受けている16団体と24の関係市町村で構成しており、美濃市での大会開催は15年ぶり、3回目。
この日、大会実行委員長の武藤市長は「伝統文化を守り続けていくことは大変だが、手を取り合って守っていきたい。」とあいさつ。総会では、本美濃紙保存会の倉田真さんによる同会の活動報告や、功労者表彰、次期総会を佐賀県有田町で開催することの決定が行われました。
また、大会の開催に合わせ、岐阜市の「みんなの森ぎふメディアコスモス」では、全国の16団体が手がけた伝統工芸品が一堂に会する「第28回重要無形文化財保持団体秀作展」が開催されており、陶芸、染織、漆芸、和紙の4分野の技術を体感できます。11月7日まで。

全重協1

全重協2

全重協3

全重協4

カテゴリー

閲覧履歴