美濃和紙の製造技術の基礎を1カ月間にわたり学ぶ「美濃・手すき和紙基礎スクール」が2月16日から美濃和紙の里会館で行われています。
これは、後継者育成を目的に美濃和紙の里会館が開催するもので、コウゾの皮の煮熟からすいた和紙の乾燥作業まで、美濃和紙ができるまでの基礎を学びます。
今年は県内外から男女4人が参加。この日は、伝統工芸士の市原智子さんに教わりながら、65×98センチほどの京間判と言われる大判の紙すきに初挑戦しました。
参加者たちは大きな簀桁(すけた)の揺らし方に苦戦しながらも、何度も繰り返し行って漉く感覚を覚えていきました。
参加者は「均一に和紙をすくのは難しいが、残りの研修で上手くすけるようになりたい。研修後は家に道具があるので一度家でもすいてみたい。」と意欲を見せていました。

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