美濃和紙伝統工芸士に認定された家田美奈子さんが美濃市役所を訪れ、認定の喜びを報告しました。
伝統工芸士とは、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品の製造の従事者のうち、高度な技術を持つ職人に与えられるもので、美濃和紙伝統工芸士会の会員は7人でしたが、今回10年ぶりに認定され、8人となりました。
今回認定を受けた家田さんは、日本画を学ぶ中で薄美濃紙に出会い、その美しさにひかれ1999年の美濃・手すき和紙基礎スクールを受講。翌年澤村正さんに4年間弟子入りし、独立後は3人の子育てをしながら紙すきを続け、現在は工房を構え本美濃紙や薄美濃紙を中心にすいています。
家田さんは「責任をもってすいていかなければならないと感じた。今後も質の良い和紙をすいていきたい。」と話していました。

認定報告会

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