美濃市須原の洲原神社で28日、御田植祭（おたうえさい）と神送り祭が行われ、五穀豊穣を祈念しました。
御田植祭は、神社のしめ縄に使う藁（わら）や供物の米を生産する田植えの神事で、新型コロナウイルスの影響により3年連続で関係者のみで行っていましたが、今年は「植え方」を募集し行われました。
この日、神社から南に約1キロ離れた斎田へ移動した25人の一般参加者と神社の氏子たちが赤いタスキをかけて並び、「伊勢錦」という品種の苗を手で植えていきました。
また、この日の午後からは白山へ白山大神（しらやまのおおかみ）を送り出す神事「神送り祭」も厳かに行われました。