美濃市蕨生の牧谷小学校で11日、紙すき体験教室が開催され、1年生10人が初めての紙すきに挑戦しました。
紙すき職人の大半が工房を構える和紙の里にある同校では、全校児童が地元の伝統産業である「紙すき」について学んでおり、実際に美濃和紙をすく授業を毎年実施しています。
この日、美濃手すき和紙協同組合の藤田淳子さんと高橋まゆみさんの指導のもと、児童たちは簀桁(すけた)とよばれる木の枠に和紙の原料を流し入れる「ながしこみ」の技法で縦15センチ、横10センチのハガキ12枚を作成しました。
紙すきを行った児童は、「流し込むところが楽しかった。初めて体験したけど簡単だった。」と笑顔で話していました。

紙すき体験教室1

紙すき体験教室2

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